あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いしたい…と思いますので、がんばって更新します。
更新しないことにはヨロシクもへったくれもありませんですね、はい。


新年といえばお年玉であり、初詣であり、雑煮であり、食いすぎでありますが、ここはひとつ「福袋」に注目してみたいと思います。ご存知のように福袋とは年末商戦の売れ残りの詰め合わせを、消費者の好奇心と投機心と浮かれココロに漬け込んで売りつける商売……とハッキリいうと身も蓋もないので「たのしい運試し」とでもしておくことにする、まぁいわゆるみみっちい公認ギャンブルのようなモノでありますが、これもまたご存知のように我が祖国・日本国ではギャンブルは禁じられております。まあでも、パチンコ屋が駅前に乱立してて、そのスグ横に換金所があっても「ただライター石(or ネクタイピン)を買い取ってるだけニダ」という言い訳が通用するほど甘々なものですが。まあ元来人間は「勝負」好きであり、その勝負の報酬としてなんらかの利益を得るという仕組みを「ギャンブル」と称するのなら、そのギャンブルこそが競争心を育てるといっても……ま、大間違いではないでしょう。

しかしながら、世界中を見てみると「ギャンブル」を禁止している国は意外と多くあり、その中には日本とは比べ物にならないほどキツめに取り締まる国もあります。経済的な観点から見れば、ギャンブルとは不労所得であり、そんな税金もぶんどれない……いえ、経済の発展に貢献しない手法を認めることは公共の利益に反すると考える国も多いと言う事でしょう。



(ご注意)
今日のこのブログは沖縄出身の友人と泡盛を大量に飲んだ末に書いておりますので、文章はものすごく適当であります。読みにくかったらナナメ読み推奨。これが酔っ払いの文章だー。

閑話休題。



さて、ここまで引っ張ってどんな話題を持ってくるかと興味津々なマジメな読者様にはとても申し訳ないのですが、今日は小ネタであります。
ご存知のように(今日はこの書き出し多いですね。酔っ払いの脳ミソがどんなものであるかをよくあらわしていると思います)マジックにはたくさんの言語(2007年現在9言語が現役。通算で11言語+プレリ言語)がありますが、その中にたった2言語だけ、同じセットなのにブースターパックに入っていたカードが他の言語とは違っていたものがあります。

そのうちの一つは、みなさんご存知の中国語。
ああ、「中国語」と冠する語はマジックに2種類ありますので、ここは正確に「中国語・繁体字(はんたいじ、と読みます)」としましょう。今のマジックには中国語は1つしかないんだけどね、もう一つの「中国語・簡体字」はもう印刷されてないはずなので。
中国では「骨」、とくに「骸骨」が不吉なものとしてのイメージが根強く残っているため一部のカードイラストが変更されているのは有名ですが、それと同時に「エロ」に厳しい国としても有名です。中国語繁体字版が最初に発売された4th Editionには、女性の裸体(もしくはそれを連想する)イラストが複数あったため、それらは中国語繁体字版では印刷されませんでした。具体的なカード名をあげるとBlood Lust(なんかエロいらしい)とかLost Soul(裸と言えばハダカだな)とかです。ですので、中国語繁体字版の4th Editionは、総枚数が他の言語とは異なっています。

で、もう1言語。これも4th Editionですが、総枚数が他の言語とは異なっているものがあります。それがポルトガル語。ポルトガル語というのは主にポルトガルとブラジルで使われている言葉なのですが、そのうちの1つであり、主要な消費国となるブラジルがギャンブルご法度の国となっています。そのためポルトガル語版4th Editionではアンティ関係のカードが全て廃止となっています。またその理由により総枚数が大きく変わってしまったせいなのか、ブースターパックに封入されているカード枚数も8枚となっています。
面白いのは、ここでパックの封入枚数が8枚となった煽りを受けて、通常のブースターパックの大原則の1つであるすべてのパックにレアが1枚というものが無くなってます。詳しいレアリティの配分は少々失念してしまったのですが、確かコモンが5枚、アンコモンが2〜3枚、レアが0〜1枚という、いわゆるU1、U3形式のレアリティのような配分となってしまっています。

うーん、なんていうんでしょ。人様の国の決定にモンクつける気はさらさらないんですが……ホラ、一昔前にもどこぞのバカなPTAが問題扱いしてましたように、そもそも「ブースターパック」という販売形式はソレ自体がギャンブル性が強いのですが……全パックにレア1枚が保証されてないってのは、ソレを後押ししちゃってはいませんかね?? 本末転倒というか、支離滅裂というか。



ちなみに蛇足となりますが。
「同じセットなのに、印刷されたカードが言語によって異なる」というのは上記2種なのですが、もう一つだけ例外っぽいのが存在します。イタリア語のルネッサンスです。

知る人ぞ知る珍妙なセット「ルネッサンス」ですが、これはRevisedが存在していた英語以外の3言語(イタリア語、ドイツ語、フランス語)にのみ存在する補完セットであり、Revisedには入って無く、4th Editionで新たに収録されたカードのみが入っているセットとなります。ようするに『あなたの国の言語のRevisedを発売したばかりなのに4th Editionをすぐに出してしまってゴメンナサイ。差分はこのパックに入っているので許してちょー』というコンセプトと推測されます。
Revisedには入っておらず4th Editionから収録されたカードはアラビアンナイト、アンティキティ、レジェンド、ザ・ダークの4セットですので、この「ルネッサンス」のパックにはこれらのセットから再録されたカードのみが、黒枠で封入されています。

しかしながら、ここで問題1つ発生。
実は発売時期の関係で、イタリア語版のみ「レジェンド」と「ザ・ダーク」が既に出ているんです。
足りないのはアンティキティとアラビアンナイトのみ。

……そんなわけで、イタリア語版ルネッサンスはこの2種類のみとなりました。
ですので、いくら開けても「Ball Lightning」は出てきません。Urza地形ばっかりでます。南無。



まあ、そんなわけで。
2007年も本ブログをよろしくおねがいいたします。

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