まだ見てくれている人だけ、コンニチハ。
 
 
某国でドライブ旅行などをし、家に帰ったら急に気が抜けました。
ぜんぜん予定通りに事が進まず、気付いたら飛行機の時間が3時間前に迫っているときに、まだアクセル踏んでる始末。しかも半徹夜状態で。
 
で、1週間ぶりに仕事に戻り、貯まった仕事をぐってりと処理し、今更Liar Gameにはまってコミック&ドラマを見通し、気付いたら数ヶ月もblog放置となってました。
ローウィン発売前の時期で、ぐってりスポイラー祭りの時期だったのもあるかもですが。
ま、所詮は自分のサボり癖への言い訳に過ぎません。微反省。
 
 
猛烈に反省したいところですが、まー自分に無理なペースで書いてもしょうがないので、とりあえず今後はものすごくテキトウなペースで書くことにしましょう。週1で書くほどネタが残ってないのも事実ですしね。
 

 
 
…あと、某巨大哺乳類なショップの顛末がなかなかにアレすぎて、アレ以上面白いネタがなかったとも言います。いやまぁ、どっちがアレなのかはともかく、シングルを取り扱わないショップってちゃんと儲けが出せるのかのほうが心配になったりはしました。経営も大変そうなのに、店員があれじゃなあ…。あと、議論から逃げちゃったら、やっぱり「あー、あっちがアレなのか」と思われても、仕方ないと思うの。
 
渋谷の某店長ばっくれなエビショップといい、某「イカサマしない」宣言だしてるヤツの名簿になんでサマ師がいるんだよショップといい、ネットショップの某日本語プレリに英語カード持ち込んでサスペンドな金髪店といい、マジックのショップ運営には楽しい話がてんこ盛りですね。
 
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さて。
 
 
 
ローウィンの英語版ボックスがいろいろと話題になっているようですね。
まぁ、ぶっちゃけると「ナニを今更」と言った感じですが。
 
Wizards社が流通管理のための2次元バーコードを全パックに付け始めたのは2004年5月(Fifth Dawn)からですし、出荷および流通規制&違反者への制裁もとっくの昔に始まっています。まあ、ここ1年ほどでソレが更に厳しくなったのは事実でしょうし、また今までは「少しくらいなら大丈夫だろう」と、少量なら海外発送していたショップが、本当に出荷停止になることを知り、ピタリと発送を止めたのも一因かもですが。
 
整理しておかなくてはならないのは、発送が不可能とされているのは2次元バーコードが付いている製品だけということです。シングルカードの発送は全く問題ないですし、極端な話をすれば「バーコード」だけを切り取ってしまえば、それを追跡する手段はなくなるということ。ま、ショップの側には、そこまでリスクを払って海外発送をしてやる義理はないでしょうが、普段からよく利用していて仲がいいショップになら、頼んでみるのも手かも知れません。ファットパックくらいなら入手できるかもしれませんよ(パックは剥かれちゃうと思いますので、よほど互いに信頼できるショップじゃないとトラブりそうですが)。
 
 
 
しかし、どうも世間では「もう、英語版が入手できなくなる…」と悲観ムードなようですが、そんなこと全然ないです。確かに、今までのルートが使えなくなるのでコストは上がるでしょうが、まだまだ海外から日本へボックスを輸入する方法はたくさんあります。
 
 
 
■海外オークション
 
発送が禁止されているのは、Wizards社と契約を結んでる問屋・小売店だけなので、一般個人はまったく無問題。eBayなどに代表されるオークションで、海外発送が可能(発送のオプションがWorldwideとなっているもの)なら、問題なく送ってくれるでしょう。そりゃ、1ボックスだけなんて買ったら送料で大赤字でしょうが、オークションに出品してるようなヤツはたいてい複数ボックスもってますから、10ボックスくらいまとめて購入すれば、けっこうお安くなりますよ。余ったらヤフオクででも売ればいいですし。
 
ま、問題としては、オークションで出てるボックスが、そもそも安くないってとこですね。
送料うんぬん以前の問題。
 
なので、オークションは下策中の下策。他のオプションが全滅したときだけ考えるのが良さそう。
 
 
 
■代理人
 
アメリカに住んでいる知人が居れば、代理購入を頼むのもアリです。
単純すぎて、テクニックでもなんでもないですが、単純だからこそWizards社も防ぎようがない。個人から個人へ「プレゼント」などで贈る商品を規制することなんてできませんから。
 
ただコレは、ショップのほうにはバレないようにやらないといけません。
というのは、知人を介入させようが何しようが、結局送られてくるボックスの出所はそのショップ。もし、なんからの形で出所を追跡されたら、出荷停止になるのはそのショップ&そのショップに商品を卸していた問屋です。「アメリカにいる知人を経由して買いたいので、別のアドレスに送ってください」なんて言おうものなら、速攻でゴメンナサイされます。
 
なお、(やるひとは居ないでしょうが)発送先に、いわゆる「フォワーダー(荷物の発送を受け持つ業者)」を指定すると、かなりオモシロイことになってしまうので、ご注意を。ヘタすると、悪質な客とされて、二度と注文を受け付けてもらえなくなるかもしれません。
 
 
 
■米軍基地
 
有名な話ですが、日本国内に在する米軍基地は「日本」として扱われません。
よって、米軍基地内に知り合いが居れば、そりゃもう簡単にボックスの輸入が可能です。米軍基地周辺のショップなら、やってるところ結構多いかもですよ?
 
で、これは、Wizards社のルールにも引っかかりませんので、ショップとしてもウェルカム大歓迎のはずです。というのも、米軍の基地に荷物を送る場合、住所は基地の住所ではなく「APO」や「FPO」といった、特殊住所となるからです。
 
APOはAir Force Post Office(空軍郵便局)、FPOはFleet Post Office(米国海軍郵便局)。
それぞれの軍に属する人は軍務で「移動」がありえるため、荷物を送るときは「APOの何番」といった形での発送となり、その荷物は一度「軍」の郵便局に配達され、その後は「軍」がそれぞれの基地に発送します。そのため、通常より少々時間がかかる場合もありますが、それぞれの軍郵便局の所在地はアメリカ国内ですし、そもそも住所に「Japan」とか入ることもありませんので、ショップとしても発送を拒む理由がありません(ショップによってはAPO/FPOへの発送自体を拒否しているところもありますが。手続きがメンドイらしいっす)
 
 
 
■シングル
 
…まぁ、上記の方法はどれも特殊な方法なので「どれもできねー」という人もいるでしょう。
そういう人は素直にシングル買いをオススメ。
 
今回のLorwynに関して言えば、アメリカではボックス余り状態です。
いままで日本を含む海外へ発送をしていた分が溜まってるので、当然と言った所。
 
ショップの中には、普段よりもボックス開封数を増やすところもあるようで、そういったところはシングル価格も普段よりもかなり安く(と言っても、発売1週間前の今では、人気カードはもう値上がりし切ってますがね)なっています。
 
で、ここからは私の予想の範疇となりますが、それらの「普段より多くのボックス」を開封するショップは、コモン&アンコモンに関してはかなり余らせる結果となるでしょう。ショップに「1ボックス分すべてのコモン&アンコモンを¥2000〜3000程度で買いたい」と交渉すれば、かなりよい答えが返ってくるのは間違いないと思います。そのくらいの値段なら、海外からの送料が高めだというのを差し引いても、十分にお得でしょうし。
 
海外からボックスを輸入するかわりにコモン&アンコモンはまとめ買い、レアはシングル買いというのが、今回のLorwynでの賢い買い方となると思います。
 
 
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日本ではそこそこの人気をもって迎えられた、前年度の「タイムスパイラル」ブロックですが、世界的にみるとかなり散々な売り上げだったようです。Wizardsも「あれは失敗だった」というほど。個人的には大好きなんですけどね。
 
おかげで、どのショップでも前年度の売り上げはかなり悲惨なものだったようです。
ルール違反をした場合のペナルティにしても「マジックが出荷停止になるより、D&D(同じWizardsの製品)のブックやミニチュアが入らなくなるほうが痛い」なんていう皮肉も聞こえるほどでした。Lorwynの評判は今のところ上々なようなので、ちょびっとだけ期待しておこうかな。
 
 
 
  
…とりあえず、まだこんなテキトウblogをチェックしていてくれた読者様に格別の感謝をしつつ、また今後もテキトウな文を書き綴ることに致します m(_ _)m

コメント

nophoto
通りすがり
2007年10月9日23:53

お帰りなさい。楽しかったですよ。

nophoto
無名
2007年10月10日0:48

待ってました。

nophoto
名無し
2007年10月10日17:06

>某巨大哺乳類なショップの顛末
こっちの方も気になります

nophoto
ゴン
2007年10月11日15:22

大変参考になりました。ひとつだけお伺いしたいのですが、代理人や業者経由で輸入した場合でも、全部パックを剥いてしまえば追跡はできないと思いますが間違っているでしょうか。

零
2007年10月12日2:28

コメントありがとうございます。
見ててくれるひとがいるというのは嬉しいものですね。

>某巨大哺乳類なショップの顛末
これについては、話が決着するまえに片方が逃げてしまった形(Mixi退会しちゃったようです)になってしまったので、なんともかんとも。事前に取り決めてた給料と違うとか、店から借りた借金分の扱いがどうのこうのと揉めてたようですが、私的な意見を言えば「金銭問題は、お金を"受け取る側"がしっかりと記録&管理をすべき」の一言に尽きます。"記録"のしっかりしているほうと、「こうだったハズです」という"記憶"にだけ頼るほうと比べると、どうしても"記録"のほうが説得力ありますよね。

>パックを剥いてしまえば追跡できない
はい、全くその通りです。
100%心から信頼できるショップがあれば「ボックス分全部買うので、パックを剥いちゃってください。ちょっとくらい手数料払います」というのは、決してアリエナイ話ではないです。
ただ、あまりに多量のボックスの注文だと、「剥くのが面倒くさい」という理由以外の別の理由で断られる可能性もあります。これについてはちょっと次回あたりに補足しますね。

nophoto
ニックネーム無し
2007年10月16日19:57

(1)タカラトミーとしてはショップから発注があった分から大幅に在庫を増やしておくことなどできない。
(2)英語版は並行輸入ルートに頼りきっていたショップが大半だった。
→英語版品薄な状況が発生したということですな。

Moningtideから(しぶしぶ)タカラトミーから英語版を仕入れる業者が増える
→タカラトミーのマジックの売り上げが急上昇
→再来年くらいに、F県在住のA氏が情報分析を誤って電波な説で笑わせてくれる

という予言をしてみました。

nophoto
ニックネーム無し
2007年10月16日21:30

機会があったら渋谷の某店長ばっくれなエビショップの
顛末なんか聞いたり話したりしたいですね
懐かしい
(全く話題に関係ない)

零
2007年11月8日4:42

>10月16日19時57分の、ニックネーム無し様

じつに的確な分析かと思われます(笑
「並行輸入に頼りきっていた」ショップが、今後どのように動くかがちょっと注目されますね。
今となっては大昔の話になりますが、某新宿にあったトライソ○トなどがやってたように、バーコードをひっぺがして売るというのも、まぁアリと言っちゃアリですね。トーナメントパックなら今でも通用しますし。

>10月16日21時30分の、ニックネーム無し様

ばっくれエビショップについては、幸いなことに私自身が当事者ではないので、話せることは受け聞きなことだけになってしまうんですよ。世の中で知れている程度にしか知りません…

まぁ、エビショップの顛末を含め、当時マジック界の「黒っぽい」部分をがっつんがっつん紹介していた某ジャッジのサイトが、別件でちょっとやらかしすぎてジャッジ資格剥奪→閉鎖、というのが、当時大変印象に残っております。
不謹慎ですが、そのサイトで紹介されてた記事の中で、「閉鎖」が一番面白かったです(笑
零

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